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【FAL活動】PELPバックを支える現場へ ― 山陽製紙㈱・明治乳業㈱ 工場見学
#高校
今年度から本校で取り組んでいるアップサイクル活動「PELPバック」は、職員室や教室で出た不要なコピー用紙を回収し、再生紙として新たなバッグに生まれ変わらせる取り組みです。
この活動を運営されている泉南市の山陽製紙株式会社を訪問し、実際の製紙現場を見学させていただきました。
現在、学校単位でこの活動に参加しているのは本校のみということで、今回特別に学校団体での見学を受け入れてくださいました。
見学ではまず、山陽製紙さんの企業理念や「循環型社会を目指した事業展開」、そして環境に配慮した新規事業についてお話を伺いました。
その後、実際の製紙工程を見学。大きな窯に原料を投入し、ドロドロになったパルプが巨大なロールを通して紙へと生まれ変わっていく様子は、まさに圧巻でした。
お話や見学を通して、紙は「燃やさない限り何度でもリサイクルできる資源」であることを改めて実感しました。私たちの身近な紙の使い方を見直し、日常の中から行動を変えていく大切さを学ぶ貴重な機会となりました。
また午後からは、明治乳業株式会社の工場も見学させていただきました(撮影は禁止)。
洗練された設備と、厳密な品質管理のもとで製品がつくられている様子から、普段何気なく手にしている製品の背景にある企業の努力と責任を感じることができました。
今回のFAL活動では、持続可能な社会の実現に向けて、「つくる責任・つかう責任」を改めて考えるきっかけとなりました。
PELPバックの取り組みを通じて、これからも身近な場所から循環の輪を広げていきたいと思います。


