常翔啓光学園中学校・高等学校

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【校長ブログ184】感染症の歴史と医療従事者の皆さんへの感謝

2月1日(月)の全校集会で生徒たちに向けて話した内容です。
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現在コロナ感染予防の緊急事態宣言が発出され、健康管理が何より大切な時期が続いています。生徒・教職員共々、気を緩めることなく、最大限の感染予防対策を継続していきましょう。マスクも正しくしっかりと着用してください。また、昼食時も全員前を向き黙食(話をせずに食事を)してください。日本中の人が強い意識を持ってこの厳しい時期を乗り越え、新しい時代を築かなければなりません。
 感染予防対策としてワクチン接種が、病原菌やウィルスから人体を守る最良の手段であることは言うまでもありません。一刻も早い国民全員への安全なワクチン接種が待たれるところです。
感染症との戦いは人類の歴史の始まりと同時に起こり、ペストや天然痘、コレラなど致死率の高い感染症が多くの犠牲者を出してきました。特にペストは14世紀から19世紀末までの500年以上もの間流行し、最悪の時はヨーロッパの3分の1以上の人たちが死亡したそうです。この頃は感染力の強い病気に対する防御手段は、感染者を隔離する以外に手段がなく、感染者に対する差別や偏見があったと記録に残っています。このような恐ろしい感染症に対して、世界中の病原菌研究者が努力を積み重ねて、19世紀にワクチンなどの予防・治療手段を開発しました。日本では北里柴三郎博士が有名です。
 現在、新型コロナに感染した人は世界総人口77億の内1億人を超え、その内約220万人が死亡しています。日本国内では約39万人が感染して5700人以上の方が死亡しています。コロナの致死率は低いと言われていますが、後遺症が大変心配されていますし、感染して治られた方の話でも闘病中は想像を絶する苦痛を伴うようです。さらに感染力の強いコロナの変異種が日本でも確認されています。
世界一感染者の多いアメリカ合衆国は総人口に対して実に8%にあたる2600万人の人が感染して44万人が死亡しており医療崩壊が心配されています。日本でも医療崩壊を起こさないことが最優先の課題です。医療の安定こそが未来につながる鍵であります。コロナ感染患者やその他の病の方々の治療に対して命がけで仕事をされている医療従事者に、私たちは心から感謝をして敬意を表さなければなりません。この人たちの日々の献身的なご活躍に最大限のエールを送ります。
生徒の皆さんはさらに、今、自分がいろいろな制限がある中でも学校生活を送っていることに、感謝をしてください。そして自分の出来ることに向き合って努力を継続していきましょう。 皆さんの健闘と何より健康を心から願っております。

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