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韓国・済州中央女子高等学校との交換留学プログラムを実施しました
#グローバル教育
10月24日~28日、今回で2回目を迎える韓国・済州中央女子高等学校での交換留学プログラムに高1の2人、高2の2人が参加しました。「韓国ではできるだけ韓国語で交流してみよう」と、出発前の9月、10月に4回の韓国語事前学習を経て渡韓することとなりました。
初日に関西国際空港に集まった4人の表情は明るく、「今からとても楽しみです!」と声を弾ませました。約1時間30分のフライトの後、晴天の済州国際空港に到着。入国後休む間もなく済州中央女子高校へ移動し、ウェルカムセレモニー後に4人の生徒はそれぞれのホームステイ先に行って初日を過ごしました。
2日目の25日は、韓国の生徒による施設見学ツアーからスタート。グラウンドや体育館、食堂、図書館などを見学しました。ツアー終了後、生徒たちは韓国の童話を教材とした韓国語講座を受講。授業はすべて韓国語で行われ、聞き取りが難しいときは韓国の生徒がサポート。昼食時間の食堂では、日本から留学生が来るということで、とんこつラーメンとたこ焼きが出るという粋な計らいが。午後は2年生との教室での交流や、韓国の伝統楽器を体験するなど有意義な1日を過ごしました。このほか、軽音楽部による歓迎ライブもあり、韓国の生徒が日本語でJ-POPを披露するなど、会場は大いに盛り上がりました。
26日は「韓国文化体験」。午前は環境活動の一環として済州島西部の冬栢東山湿地を見学。湿地の保存に関する国際条約「ラムサール条約」にも指定されている同湿地内の生態系について、現地のガイドからレクチャーを受けました。午後は島東部の城邑民俗村へ移動。島内の昔の暮らしぶりを学ぶ機会となりました。また、日韓の生徒たちは韓国の伝統衣装「韓服」も体験。済州島ならではの自然と歴史、文化を学んだ1日となりました。翌27日は、生徒たちはホームステイ先の家族と交流を深め、束の間の日曜日を楽しみました。
プログラム最終日の28日は、この5日間をフォトブックにまとめました。ブックに貼った写真の横には日本語、韓国語がちりばめられ、それぞれの思い出がぎゅっと詰まった1冊になりました。今回は半分を韓国で作り、残りの半分は来年1月に済州から生徒が本校に来た時に日本での日々を写真に残します。最後のセレモニーでは、韓国の生徒がスピーチを始める前から涙を流して別れを惜しむ場面もあり、思わずもらい泣きする生徒も。キム・チャンス校長は「この交流を今後もぜひ続けていきましょう」、本校山田長正校長は「今日は『さようなら』と言いますが、皆さんとはまた会うことが約束されています。来年1月に大阪で会いましょう」とお互いに挨拶を交わしました。日韓の生徒たちの涙の別れは、空港に向かう車が学校を出発するまで続き、この5日間の交流の深さを改めて実感する場面でもありました。
次は来年1月に、本校が済州中央女子高校の10人の生徒を受け入れます。日本で良い交流ができるよう、本校で準備を進めていきますので楽しみにしていてください!済州中央女子高校の皆さん、ありがとうございました!감사합니다!














