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【高1未探・進学】K1TBキャンプだより その6

#高校

3班 2日目
無人島研修では、電気もガスもトイレもない無人島で、仲間と協力して火を起こし保ち調理をし、災害用トイレを使い、食材の一部を自分たちで調達する経験をしてもらいました。ビーチのゴミも目の当たりにして、一部清掃も行いました。
また、時に恵みを与え、時に牙をむく自然のさまざまな顔を見ることが出来ました。
1班の日は、快晴で波は穏やか、しかし猛暑で風がない中、火を起こし保つのは難しかった。
2班の日は、曇りで暑さはそれほどでもなく、風が強いので火を保つのは楽だった。しかし波も高く、船が揺れ、海遊びは困難だった(ゲリラ豪雨の脅威にもさらされた)。
3班の日は、午前中は雨が降りびしょ濡れになった上、火を起こすのに苦労した。しかし晴れた午後には雨のおかげで空気が澄み、他の日には見えなかった明石海峡大橋まで見渡せた。
何事も、プラス面・マイナス面だけではないのですね。

研修を担当されたインストラクターさんのおひとりは、子どもの頃に東日本大震災に被災し、避難所で過ごされた方だそうです。だから今回学んだことは災害時に必ず役に立つのだと。
本当に学びの多い2日間でした。生徒は3班とも、細かな失敗で時に注意を受けながらも、全体にとても素直に前向きに取り組んでくれました。この経験はきっと未来の財産になることでしょう! 引率教員も、生徒といっぱいしゃべって笑って、楽しかったですよ!