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「第10回大阪府中高生ビブリオバトル大会」(高校生大会)で高1の周鑫源さんが入賞!
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12月21日、大阪府咲洲庁舎で行われた「第10回大阪府中高生ビブリオバトル大会」(高校生大会)に、高校1年の周鑫源さんが参加しました。この大会は、「バトラー」と呼ばれる発表参加者が、自身の推薦する本を5分で紹介し、「どの本がいちばん読みたくなったか?」(「チャンプ本」)を決める大会です。今大会の予選では22人のバトラーが参加し、4組に分かれて熱戦が繰り広げられました。
「漫画は絵がありますが、小説は文字しかないので想像力をかき立てられるところが好きです。小説に限らず、エッセイなど気に入った本があればジャンルを問わず読みます」と根っからの読書家の周さんは話します。そんな周さんの「推し本」は、「母性」(湊かなえ作)。自宅の庭で娘が亡くなる場面から始まり、過去を振り返る形で母と娘の思いがそれぞれの視点で語られる長編推理小説です。
周さんは「会場にたくさんの人がいて緊張しましたが、本番ではメリハリをつけてゆっくり話すことに気をつけました」とプレゼンテーションに臨んだ結果、予選Bグループの「チャンプ本」に選出され、決勝に進むことができました。「決勝でもチャンプ本に!」の思いを胸に渾身のプレゼンテーションを行った周さんでしたが、結果は4位(入賞)。悔しさをにじませて「来年は決勝でチャンプ本に選ばれて全国大会に行きたい」と次回への意気込みを語りました。
大会を終えて「ノーサイド」となった後、周さんは「他校のバトラーの皆さんと本について語り合うことができて楽しかった」と弾んだ声で話しました。本好きの周さんが見つける次の「推し本」は何か。今から目が離せません。来年再びチャレンジしてくれることを期待しています!

