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2026 北海道DXGX研修【常翔×啓光】

#高校

【北海道研修1日目 ~地域の課題を未来につなげる北海道の挑戦を学ぶ~】

(2日目の内容をこの下に掲載しています。スクロールしてください。)

常翔学園・常翔啓光学園の有志を募って北海道へDX・GXを学ぶための研修に来ています。
1日目は、千歳科学技術大学、鹿追町環境保全センター、そして然別湖周辺のジオパークを訪問しました。
千歳科学技術大学では、最先端の研究についてお話を伺いました。レーザー技術や材料開発、ロボットなど、日本の未来を支える研究に触れ、生徒たちは大学で行われている研究が社会へどのようにつながっていくのかを学びました。
その後、レーザー技術・人型ロボット・発光化学の研究室見学をさせていただきました。どの研究室も一言では表すことができず、実際に行って・見て・聞くことによって学べる体験をいたしました。
午後に訪れた鹿追町環境保全センターでは、酪農から出る牛のふん尿を活用したバイオガス発電施設を見学しました。発電だけでなく、発生した熱を利用したマンゴー栽培やチョウザメの養殖など、エネルギーを無駄なく活用する循環型のまちづくりについて学ぶことができました。
生徒がこの施設について
「牛のふん尿だけで、こんなにも多くの事業が成り立っていることに驚きました。」
「売電価格が下がる将来を見据えて、水素エネルギーの活用まで考えられていることを知り、未来を見据えた取り組みだと感じました。」と言っていました。
さらに、自分で調べ学習を行い、「バイオガスから作られる水素は、ドローンやロケット、半導体製造にも活用されていることを知りました。」と発表する生徒もおり、一つの学びを自ら深めようとする姿勢が見られました。
その後訪れた然別湖周辺のジオパークでは、北海道の雄大な自然や地形がどのように形成されてきたのかを学びました。地質だけでなく、そこに暮らす生き物や地域の歴史、文化までを大切にしていることを知り、「自然を守ること」と「地域を発展させること」の両立について考える貴重な時間となりました。
生徒からは、
「オショロコマやミヤベイワナについてもっと知りたくなり、自分でも調べてみました。」
「なぜ石が紫外線で光るのか不思議に思い、もっと調べてみたいと思いました。」
など、新たな疑問や興味が次々と生まれていました。
ジオパークの考え方は、多くの生徒の心に残ったようです。新しいものをつくるだけでなく、未来へ残していくべき自然や歴史について考えるきっかけとなりました。
今回の研修では、北海道だからこそ学ぶことのできる自然、産業、最先端技術、そして地域課題への挑戦を通して、生徒たちは探究する楽しさを実感した一日となりました。
【北海道研修2日目 ~未来を支える技術と農業を体験~】

北海道研修2日目は、大樹町の北海道スペースポート、更別村でのデジタル田園都市・スマート農業の講義、そして「いただきますカンパニー」でのアグリンピックを体験しました。

午前中に訪れた北海道スペースポートでは、民間ロケット開発や宇宙産業について学びました。宇宙開発は特別な世界ではなく、物流や通信など私たちの暮らしとも深く関わる技術であることを知り、生徒たちは未来への可能性を感じていました。

 

続いて更別村では、東京大学の郭先生からデジタル田園都市構想やスマート農業について講義を受けました。

また、郭先生の研究ではジャガイモ畑の収量をデータで可視化し、効率的な農業につなげる取り組みや、AIやデータを活用した果物の営農についても学びました。「将来は自分もこうしたシステムを開発してみたい」と、新たな目標を見つけた生徒もいました。

実際に無人トラクターにも乗車しました。GPSやセンサーを活用して正確に走行し、人を感知すると自動で停止する様子を目の当たりにし、「思っていた以上に安全性が高く、ドラえもんで見たような未来がすぐそこまで来ていると感じた」という感想も聞かれました。

 

午後はアグリンピックに参加し、農業を楽しみながら学ぶ体験をしました。実際に畑でトウモロコシを収穫し、生のまま新鮮な味を楽しむだけでなく、収穫方法や土づくりの工夫についても教えていただきました。「農家の方しか知らない知識を直接聞くことができ、とても貴重な経験だった」「スマート農業がさらに発展すれば、より効率的で持続可能な農業につながるのではないか」「生のトウモロコシはこんなにジューシーだと思わなかった。茹でたトウモロコシもすごく甘い!」と、生徒たちは体験を通して多くのことを考えていました。

最先端技術と農業という一見異なる分野が、デジタル技術によってつながり、地域の未来を支えていることを実感した一日となりました。北海道でしかできない貴重な体験を通して、生徒たちは自らの将来や社会との関わりについて考える、大変充実した研修となりました。

 

【北海道研修3日目 ~未来をつくる技術と自然から学ぶ~】

北海道研修最終日は、千歳市の職員の方からラピダスを中心としたまちづくりについて講義を受けた後、サケのふるさと千歳水族館を見学しました。

講義では、世界と競争できる最先端の半導体を製造するためには、工場を建設するだけではなく、研究施設やホテル、住宅、水道・下水道など、まち全体を整備していくことが必要であることを学びました。来年には2ナノメートルの最先端半導体の量産が始まる予定であり、北海道が日本のものづくりを支える重要な拠点となることを実感しました。

また、初日に訪れた公立千歳科学技術大学や、新千歳空港近くに整備されている研究施設ともつながりがあることを知り、この3日間で学んだ内容が一つにつながる貴重な機会となりました。

 

 

午後は、サケのふるさと千歳水族館で、サケの一生や千歳川の自然環境について学びました。講義ではサケの生態について詳しく教えていただき、サケの皮を利用したしおり作りも体験しました。

館内では、サケをはじめ千歳川に生息するさまざまな生き物を見学し、水族館ならではの水中観察ゾーンから実際の千歳川の様子を見ることができました。産卵の時期には、多くのサケが川を遡上する姿を間近で観察できることも紹介していただき、自然と人とのつながりについて理解を深めることができました。

 

今回の北海道研修では、大学での研究、環境・地域循環、宇宙産業、スマート農業、半導体、そして北海道の豊かな自然まで、さまざまな分野について学ぶことができました。研修を通して得た知識や経験を、これからの探究活動や進路選択、そして将来の社会との関わりに生かしてくれることを期待しています。

研修の最後には、一人ひとりに修了証が授与されました。この北海道研修が、参加した生徒全員にとって、心と記録に残るかけがえのない研修となることを願っています。