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【中学2年】関西医科大学看護学部体験学習
#先生ブログ
冬期講習の最終日に関西医科大学看護学部の体験学習に行ってきました。始めに看護学部で学べることについての説明を受けましたが、そもそも「看護」に携わるということがはっきりと理解できていない中2生たち。看護とは何かというところから説明をしていただきました。簡単なオリエンテーションを受け、さっそく班ごとの体験に移動。内容は「血圧測定」・「新生児のバイタルサイン・妊婦体験」・「高機能シミュレータ」の3部構成で、実際に看護学部の授業で使用している機械をお借りしました。
「血圧測定」では2人1組になり聴診器を用いた聴診法を体験。実際にお互いの脈拍を聞いていたのですが、なかなかはっきりと聞き取ることができなかった生徒たちは「血圧ない!」などと楽しみながら行いました。「新生児のバイタルサイン・妊婦体験」では新生児の赤ちゃんの人形をだっこしました。首が座っていないので「どうやるん??」といいながら慣れない手つきで人形を抱えていました。また、妊婦体験としておもりの入ったベストを着用。始めて妊婦さんの大変さを認識していました。男子の生徒たちも口々に「これは大変!」と母親の苦労を知ることができたと思います。最後に「高機能シミュレータ」は人間の瞳孔や心音を再現した機械で、聴診器を用いて心臓・肺などの音を聞きました。始めて聴診器に触れた生徒は音の変化や違いを聞き取ることができていました。
半日だけのプログラムでしたが、どの体験にも真剣に取り組み考えながら過ごしてくれたと思います。自分の進路の選択肢に「看護」という分野が入った生徒もいるのではないでしょうか。