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【一貫中学】3年特進選抜コース 四万十川修学旅行⑦


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いよいよ最終日となる4日目を迎えました。あいにく天気は雨でしたが、朝方に退村式前に集まった生徒たちの元気そうな姿を見て、まずは安心しました。各人、貴重な体験の中で民泊先のご家族と交流できたようです。名残惜しい思いを口にする生徒らが少なくない中、退村式の挨拶の後には、別れの際に涙を浮かべる生徒らも。バスに乗り出発する時も、お見送りされるご家族へ長く手を振り呼びかけていました。


さて、バスが向かった先は、土佐の塩丸ソルディーブさんの塩づくり体験。海水・鹹水かんすい・苦汁の味を確かめた後、塩の撹拌と採塩、自分たちの手による塩の採取と瓶詰め、そして浴用塩を使った手洗いや顔パックや歯磨きなどの塩エステ体験を行いました。塩は生徒や私達の身近にあるものですが、その生産工程や実物をまじまじと見つめる機会は、案外と日常の中ではあまりありません。生徒たちは初めて見る塩づくりの様子や体験を通じて、楽しみながら学びを深めたようです。


昼食を挟んで向かったのは、道の駅である、かわうその里 すさき。高知四万十でできた思い出と、普段お世話になっている方々の顔を思い浮かべていたのか、楽しげな中にも神妙な顔つきでお土産など吟味して購入していました。中でも人気だったのが、カワウソのぬいぐるみのくじ引き。夢中になって引いてる生徒らの姿を見て、おみやげ屋の店主さんは非常に親切に対応して下さいました。高知の地での3日間は、最後まで人の温かさが感じられる時間となりました。


高知龍馬空港から飛び立つ手荷物検査の後、離陸。予定通り17時50分頃大阪空港に無事に着陸し、その後は各自荷物を受け取って解散となりました。


初日大阪を発つまで延期・再延期となるハードな行程となりましたが、生徒たちは3泊4日の日程でしっかり頑張り成長した姿を見せてくれました。四万十川修学旅行での貴重な経験が今後の更なる飛躍の糧になることを願い、今回の報告を終わります。今後とも中3特進選抜コースの応援をよろしくお願いします。