常翔啓光学園中学校・高等学校

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7月11日放送朝礼『5リスペクト』

おはようございます。今日の放送朝礼は教務部の松本絵美が担当します。よろしくお願いします。

今日は、私が1年だけ通っていた、大阪国際文化中学校・高等学校の「5つのリスペクト」について話したいと思います。現在は、関西学院千里国際中等部・高等部という名称で、関西学院大学の傘下にありますが、私が通っていた当時は、阪急電鉄が設立した海外生活が長い帰国子女のための学校でした。
この学校には、幼稚園から高校3年までの生徒が在籍するインターナショナルスクールも併設されており、同じ校舎で、日本の大学に進学するための教育と、海外の大学に進学するための教育が行われています。芸術や体育の授業、部活動や学校行事などは、両校の生徒が一緒に英語で行います。
実はこの学校、制服や校則はなく、生徒指導部もありません。チャイムは鳴らないし、選択科目制なので、ひとり一人の時間割が異なり、空き時間もあります。また、発表やディスカッション、レポートなど、毎日の授業そのものが成績評価の対象で、定期考査という制度もありません。そんな中、生徒たちはどのようにしてうまく学校生活を送っているのでしょうか?
この学校では、校則の代わりに「5 Respects」というものがあります。その「5 Respects」とは、

1. Respect for Self 自分を大切に
2. Respect for Others 他の人を大切に
3. Respect for Learning 学習を大切に
4. Respect for the Environment 環境を大切に
5. Respect for Leadership/Authority リーダーシップを大切に

この学校の生徒たちは、この「5 Respects」を常に念頭に置き、その考えは正しいのか?その行動は正しいのか?よい人間関係やよい環境を維持していくためにどうすればいいのか?自分でよく考え責任をもって正しく行動することを心掛けています。そのため、すべて移動教室の授業であってもチャイムが鳴らなくても遅刻はしません。空き時間は図書室で静かに自習し、他の人に迷惑をかけることもありません。定期考査がなくても自分に必要な勉強は自主的に行います。学校行事も準備から片付けまで、すべて生徒が主体となって運営しています。そして、学校側も、責任をもって正しく行動する力が生徒自身に備わっていることを前提としているため、特にルールをつくらず、すべてにおいて、生徒たちの自主性に任せています。
聞いていると、自由でいいな…と思うかもしれませんが、自由には大きな責任が伴います。すべての選択が自由である代わりに、自分で考え行動しなければ何も得ることはできません。また、その責任は誰も取ってくれません。
本校にはいろいろなルールがありますが、皆さんはそのルールによって、誰にも邪魔されず静かに授業を受けることができ、安全で安心な学校生活を送ることができる。つまり、守られていると考えることもできます。

「熱心であれ 力強くあれ 優しくあれ」を校訓としている本校生徒の皆さんにも、是非、自らの判断で正しく行動できるようになってもらいたい。そんな思いを込めて、今日は「5 Respects」を紹介してみました。

これで、放送朝礼を終わります。

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